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オープニングセレモニーには金木研役の
TVアニメ「東京喰種トーキョーグール」の放送開始は2014年と 、今から10年前。印象的なシーンを聞かれると 、花江は「1期の最終話で金木くんがヤモリに拷問されるシーン 。アフレコでも泣け叫びまくって、ずっとつらいシーンが続く話数だったのでいまだに記憶に残ってます」と答える。このおかげで 、その後の作品で難しいお芝居があっても「『東京喰種』のほうが大変だったよな」と思えるようになったそう。井上が「最後に展示されてた色紙、『苦しくて』という言葉から始まってましたもんね」と言うと 、花江は「苦しくて楽しくて 、つらい現場でした」と駆け出しの頃ならではの苦労を笑いながら振り返った。
雨宮も花江と同じように 、経験が浅かったからこその苦労があったそう。「特に大変だったのは最初の1、2話の頃。もっと声を低くしてほしいと何度も言われたんですが、当時は声域も狭いからすぐに限界がきちゃうんですよね。そんな中で戦闘シーンを演じたり 、大事なセリフを言わなきゃいけなかったりしたので 、私はこの役をやり切れるんだろうかって不安になりました」と回想する。花江が「僕も1話から泣いたり叫んだりしたので、もうどうしようと1回台本を投げちゃったりもして(笑)。だから1話の台本はぐちゃぐちゃなんです」と続けると 、井上は「アニメを見る側からはわからなかったですけど、演じてる側はそんなに大変だったんですね」と当時の2人を称えた 。
オープニングセレモニーの前、ひと足さきに会場を巡った登壇者たち 。マンガやアニメの展示イベントによく行くという井上は 、「ジャンプ作品の展示会では一番ぐらいの広さじゃないですか ?」と規模の大きさに触れる 。花江も「倉庫ならではの広さですよね」と同意し、「我々が立っているここは(金木とヤモリ イマーシブシアター) 、全体がスクリーンになっていて金木くんが拷問されているシーンが流れるんですよね。ヘッドホンを着けるとステレオの音も聴こえてきて、臨場感が半端ない ! ムカデが耳に入ってくる音とかもちゃんと左耳から聴こえてくるんです」と感動を伝える 。
思わずギョッとするような不気味な演出の展示も多い中、100点満点のリアクションで心から楽しんでいたと花江にバラされた雨宮 。「びっくりしましたけど、あんていくの再現エリアで心休まりました 。コーヒーの香りがほんのり漂っていたのも印象でしたね」と話す。また雨宮は「月山の展示は衝撃的 。どういう仕掛けはわからないですけど、そこに月山がいましたね」と、ドアのすりガラスから動く月山が見える展示に言及。これに花江が「クンカクンカしてましたねー !」と続けると 、井上も「あのシーンが生で見られるとは!」と作品ファンとして喜びを滲ませる。花江はアフレコ当時を回想し、「あのシーンは宮野さんが実際にハンカチを顔に当てながら演じてたんです」と裏話を披露した。
オープニングセレモニーでは、コーヒーカップに見立てた樽で鏡開きする一幕も。また10周年記念イベント「東京喰種FES. -PLAY BACK-」が、2025年6月8日に東京・立川ステージガーデンで開催されることも発表された。なお「東京喰種EX.」は東京での開催後 、12月14日から29日まで大阪・VS.(ヴイエス)で行われる 。
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